お子様の歯並び
みなさんこんにちは😀
新宮町の歯医者さん歯科衛生士の安藤です。
昼間は暖かいですが朝晩がかなり冷えてきましたね😑
風邪などひかないように気を付けていきましょう😣
今日はお子様の歯並びについて少しお話ししようと思います😉
皆さん今自分の口の中には何本の歯が存在しているかご存じでしょうか?
大人であれば親知らず含め32本、親知らずが無い人は28本、三歳くらいのお子様であれば20本の歯が存在しています。
お子さんの場合はもちろんそのすべてが乳歯になるのですが、お子さんの歯並び、今すごくきれいに並んでいて隙間もなくて矯正なんて必要なさそう!
そう喜んでいる親御さん・・・要注意です。
乳歯が元々永久歯に比べて小さいのはご存じですよね?乳歯はやがて生え変わり、永久歯が生えてきます。
その永久歯は乳歯よりも大きい歯がほとんどで、かなりのスペースが必要になってきます。
そうすると必然的に、ぎちぎちに生えている乳歯のスペースでは永久歯が生えてくるスペースが足りないことになります。
スペースがないということは顎の成長が弱いんですね・・・
柔らかいものを好き好んで食べている、固いものをあまり食べない。
御飯中に一緒に飲み物を飲んで、よく噛まずに飲み物で流し込んでいる。
よく頬杖をついている。
よく口をぽかんと開けているのも、顎の成長を妨げます。
顎は一般的に上あごが先に成長し、そのあと身体の成長とともに下あごが成長してきます。
その時、上に挙げたような習慣があると、顎の成長を妨げてしまうことになりかねません。
では顎を成長させるためにはどうしたらいいのでしょう?
・唇を閉じ、右の奥歯で10回、左奥歯で10回、口の中の食べ物を左右に振り分けて一緒に10回というようにバランスよく噛む
・正しい姿勢で噛む(足がブラブラさせないことも重要です。足が地に付いていないと、おなかや背中に力が入らず姿勢が悪くなり、噛む力が弱くなります。
・意外にも食事中の雰囲気も大切(怒られていると俯いてしまいがちです。食事中は楽しい話をして、顔が下に向くことが無いように気を付けてあげましょう。
これは永久歯が生えてからでも効果があります。
過去に8歳の児童が、正しい姿勢で左右バランスよくしっかり噛むトレーニングを3ヵ月受けて、その後も経過観察を受けた結果3~4年後には、舌の前歯のでこぼこがまっすぐ並んだという例があるそうです。
大人でも意識して正しく噛むことを続ければ、かみ合わせが改善することは十分期待できるでしょう。
ただ、ガタガタの歯並びをきれいなアーチ状に、というのはやはり矯正になってくると思いますので、そういったお悩みをお持ちの方はぜひ新宮湊歯科クリニックまでご連絡ください☺
スタッフ一同お待ちしております😋