虫歯の進行と治療
こんにちは♪
みなさんは歯科検診などでCやCOなど耳にしたことはありませんか?
虫歯には初期の虫歯から末期の虫歯まで進行度に応じて名前があります。それぞれの症状を解説しながら、治療法についても簡単にご紹介していきたいと思います٩( ᐛ )و
初期の虫歯 (CO)
発生して間もない虫歯です。歯の表面には穴はあいていません。この段階では、歯を削る必要はありません。フッ素を塗布したり、正しい歯磨きの指導をして再石灰化を促します。
エナメル質の虫歯 (C1)
エナメル質に浅い穴が生じた段階です。虫歯による歯の痛みはありませんが、虫歯菌に感染した歯質を削る必要があります。欠損部にコンポジットレジンを充填することで、治療は完了します。
象牙質の虫歯 (C2)
象牙質にまで到達した深い穴が生じた段階です。冷たいものや甘いものがしみるようになります。病変を取り除き、歯質を削ったあとに詰め物や被せ物を装着します。
歯の神経まで侵された虫歯 (C3)
歯の神経である歯髄まで、虫歯菌に侵された状態です。非常に強い痛みが生じます。歯髄を抜いて、根管治療を行う必要があります。歯の根の治療が完了したら、被せ物を装着します。治療期間は数ヶ月に及ぶのが一般的です。
歯冠が崩壊した虫歯 (C4)
歯が崩れた末期の虫歯になっていて、抜歯が適応されるケースが多いです。痛みを感じる神経自体が虫歯により壊死しているため痛みを感じませんが、この段階を放置するとやがて根に膿がたまり、激痛を生じ易くなります。抜歯後は、ブリッジや入れ歯、インプラントなどで欠損部を補います。
●虫歯の治療は早期に治療する事で治療期間、治療費をおさえることが出来ます。病変を自学した時点で歯医者さんに診てもらうことや、定期検診でお口の中を診てもらうことをおすすめします٩(๑❛ᴗ❛๑)۶